描写はかなり端折ります。バトロワ実験
参戦:旧風香(作品:旧アスロマ)・支給品:ファイト百発(作品:リョナラークエスト)
:オーガ(作品:リョナラークエスト)・支給品:納豆ご飯(作品:アイシャのReadme)
場所:A-1(森林地帯)
289さんオーガをお借りします。
ちょっと書いてみたがグロくなったので注意
オーガの口調確認していないので違うかも。
文章を推敲していないのでおかしな表現があるかもしれません。
タイトル:食事
「参ったな・・・いつまでたっても森を抜けられない」
風香は道に迷っていた。
首に爆弾をつけられて「殺し合いをしろ!」と脅迫されてから、数時間が過ぎた。
しかし未だに誰にも出会わない。
「人気が無いのはここが次の禁止エリアに含まれているからか」
A-1は次の禁止エリアである,
既にほとんどの参加者は別のエリアに移動しているのだろう。
「このままこの森をぬけられなかったら爆死だな・・・」
風香は自嘲気味につぶやく、
自分が方向音痴だったとはこれまでに考えても見なかった。
そんなとき遠くから声が聞こえた、
「腹減ったー」「むっ…」
風香は人の声のするほうに向かう、
多少危険ではあるが、道に迷ったまま何もせず爆死するよりはましだ。
…
風香が声の下に向かうと、
大きな木を背にして一人の男が座りこんでいた。
横には「納豆ごはん」がおいてある。
(罠か…!?)
風香は身構える、腹が減ったなら横にある飯を食べればよいだろうに。
なぜこの男は飯を食わずに腹が減ったなどというのか!?
参加者をおびき寄せるためにわざと声を出したと考えるのが妥当だろう。
男が風香に気づいたようだ、男はぶっきらぼうに声をかける
「ああ、そこのあんた。腹が減って動けなくってね、ちょっときてくれないか」
風香は厳しい声で言い放つ。
「貴様の横にある飯を食えばいいだろう」
男は横にある納豆ご飯を見る。そして苦笑しながら答えた
「悪いが俺は[好き嫌い]が激しくってね、これは食えないんだ」
風香はそれを聞いて思う
「(命がかかっている時に好き嫌いとは随分肝の据わった男だな…。あるいは嘘か)」
そして納豆をみる
「(まあ、この手の発酵物は人によって好き嫌いが激しいものだ)」
風香は思う、敵にせよ味方にせよ森を抜けるにはこの男を無視できないだろう。
「わかった,だが私の手元にはこの怪しげな飲み物しかないぞ、腹の足しにはなるかどうか・・・」
それをみて男が笑う
「おっ、ファイト百発じゃないか。ここで見るとは思わなかったな」
その笑顔をみて、風香は思った。
「こいつはいい奴なんじゃないか」と。
風香は警戒しながらも男に近づく
「(近くで見ると思ったより男前だな…)」
警戒心はだいぶ薄れていたが。
風香はファイト百発と書かれたビンを持ち男に手渡す
「ほら、栄養源は大切なんだから落として割るなよ」
するとなぜか男は風香の手をその上からきつく握った
風香の顔が真っ赤になる
「(え、なに?暗殺家業ひとすじで色恋沙汰には縁が無いと思っていた私にもついに春が来るということがもしかしてあったりなんか[以下省略])」
そして、
風香は右腕を引きちぎられた
「うっ、うああああああああああ」
余りの痛みに我を忘れて風香が叫ぶ。
その場にうずくまる風香とは対照的に男は立ち上がっていた。
そして風香の右腕にかぶりつきながら言う
「ああ、久しぶりの飯はうめえ!」
………
……
…
10分後、
風香は両手両足を引きちぎられて横たわっていた。
朦朧とした意識の中で男の手がずぶずぶと自分の腹に食い込んでいくのが見える
「(なんで、こんなことに…)」
「(なんで・・・)」
「(なん…)」
「(・・・)」
「」
風香死亡 残りx人
旧風香イメージ↓