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脳喰らい・ノークライ2(R-18実験暇つぶし作)

筆が進んだら書く予定

幕間1ー悪華二輪ー
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日暮れの近い放課後、視聴覚室。
防音設備の整ったこの場所は秘密の会合をするのに適した場所である。

その教壇に眼鏡の少女が腰掛け、V字型に足を投げ出していた。
足先には靴も靴下も履いていない。血管がみえるほど白く透き通った裸足(らそく)である。

その投げ出した足先には二人の少女がひざまいている。
少女達はまるでそれが極上の甘露であるかのように、その指を丹念に舐(ねぶ)っていた。
その目は夢でも見ているかのように虚(うつ)ろで、顔は紅潮し、
恋人と秘密の逢瀬をしているかのように陶酔していた。
赤い林檎のような頬を汗が伝い、はだけた服の間へと流れていく。

それを見下ろして、眼鏡の少女はクスクスと嗤(わら)う。

「無様ね。本当に無様。
 ねえ?生徒会長さん
 魂を縛られる気分はどう?
 悔しい?怖い?それとも……気持ちいい?」

その声は幼さを残し、無邪気で、残酷な声だった。

眼鏡の少女は右足を舐める少女の首元を右足の甲で撫でる。
撫でられた少女は目を閉じ小さく官能のため息をついた。

「今戻った」

視聴覚室の出入り口が開き、
芯の通った、憂いを含む声が響く。
肩まで伸びた髪を手で払いつつ、部屋内の爛(ただ)れた状況を見つつ少女は顔をしかめる。

それを見て眼鏡の少女はクスクスと嗤う。

この眼鏡の少女と肩まで伸びた髪を持つ少女は、
この久守学園を内部から潰す為に送り込まれた暗躍者である。

二人とも、この学園の一年に在籍し、一般生徒の振りをしつつ、この数ヶ月で計画の地盤を固めてきていた。

邪(よこしま)な考えを持つ呪術同盟から選抜されたこの二人は、
学園を制圧するために特化した能力を取得している。

肩まで伸びた髪を持つ少女は
髪で隠れたうなじに、「脳喰らい」と呼ばれる妖怪を寄生させている。
人の劣等感から生まれた「脳を喰らうことでその人間の才能を奪う化け物」。それが「脳喰らい」だ。

彼女は脳喰らいの力により、人の体液を飲むことでその人間の才能を取り込むことができる。
これを繰り返すことで
「一対一で敗北をしない最強の呪術師」になることができる。

対して眼鏡の少女は、
絡新婦(じょろうぐも)と呪術師の合いの子である。

(一時停止中・・・・・・)
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脳喰らい・ノークライ(R-18になるかよくわからない実験暇つぶし作)

実験文章。

【脳喰らい・ノークライ】

『序章・脳喰らい』
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激しい接吻の音が、深夜の静かな構内に響く。
街灯の白い明かりが、その情事をシルエットとして照らし出ししていた。

影は街灯を背に静かに小さく踊る。
一つの影がもう一つの影に背から抱きつき、唇を奪っている。
しばらくその影は卑猥な唾液音を響かせていたが、やがてその音は唐突にやんだ。

されるがままだった前の影はずるりと地に崩れ、そのまま寝息を立て始める。

「……金剛力(こんごうりき)に韋駄天足(いだてんそく)……使えないね」

女の声だ。綺麗な声ではある。
だが、その声は憂いを含み、可愛らしいという印象は受けない。

不意に強い夜風が吹き、女の肩まで伸びる髪をはためかせた。
女の首の裏、うなじの部分にハート型のアクセサリが顔を覗かせる。

「お前もそう思うだろう?脳喰らい?」

その言葉に反応するかのように、アクセサリはカタカタと震えた。
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『一章・人払いの劣等生と猫の楽園』

「あああ~入る学校間違えたあ~」

封鎖された屋上へ向かう階段。その先にある小さな空間が男がこの学園で一番気の休まる場所である。
そこには古びてところどころ穴が開いた3人がけのソファが転がっている。

ここは、私立久守(ひさかみ)学園。
全国でも数校しかない退魔師を輩出する学園だ。
だが、時代はネット全盛時代。
妖怪や化け物は人々の恐怖心から生まれることが多いが、この科学万能の時代では心霊的な恐怖など小さなものである。
小さな退魔案件は消え、大きな案件はエリートが処理する。
つまりは卒業しても先行き不安である。

「推薦で学費免除だからといって安易に入学したのがまずかった……」

男の名は「佐藤 無涙(さとう むるい)」平凡な苗字と、変わった名前を持つ学園の2年生である。
呪術的素質があるとして学園にスカウトされたものの、
実技の授業が増える2年になってもまともに使えるのは「人払い」の術だけである。

「人払い」の術は場所によって使いやすさが変わる術である。
真昼の繁華街のど真ん中に「人払い」の術をかけるのはほぼ不可能なのだ。
「人がもともと来ない場所」そこに術をかけ、より確実に人をこないようにするのが「人払い」の術の真髄である。

今、無涙が座っている屋上に続くドアの前は「人がもともと来ない場所」の用件を満たしている。
だから、ここに「人払い」の術をかければ、ほぼ人に会う恐れはない。
だから、ここは彼にとって一番気の休まる場所である。

無涙が目を瞑りソファに寝そべっていると誰かが階段を昇ってくる音が聞こえた、
この時間にここに上ってくるのは一人しかいない。彼女だ。

「やっほー、無涙君生きてるー?」

女の声が聞こえる。
力強く、陽気な、元気が出るような声だ。

「かろうじて生きてます」

彼女の名前は、「金子 虎子(かねこ とらこ)」。
170cmを超える長身と、赤みがかった茶色に染めた髪がトレードマークの少女である。
無涙と同じ2年生だが、同じクラスになったことはない。
学校に入ってから数日後、人に会わない場所を求めたふたりは同時期にこの場所を見出してここで出会い、
人疲れしやすい人間同士で気が合ってこの場所を共有しているのだ。

「よっこいせっと」

虎子はソファに横になっている無涙の上に、さも当然のようにゆっくりと体重をかけつつ座る。

「やめてください、重いです」
「ソファを全部占有している無涙君が悪いのでせめて三分の一は面積くださいー」

そう言われ、無涙は腹筋の要領で頭を上げる。そうすると、虎子はその空いたスペースに座り込んだ。
無涙は頭を下げ、虎子の膝に頭をおろす。

「あー、人の体を枕にすると何でこんなに気持ちいいのかー」
「……」
「ねこさん?」

“ねこさん”は無涙が決めた“金子さん”を略したあだ名である。
しばらく一緒にいればわかるが、彼女は虎というより猫のイメージだ。

「……無涙君、なんだか疲れてる?」
「ん?何でそう思うんですか」
「普段は君から私に触れるようなことしないから、疲れてるのかなって」
「あー、ちょっと疲れてます。……もしかして、このまま頭乗せててもいいんですか」
「……私も疲れてるから、30秒だけなら」
「微妙な長さだー」

そこにはソファが一つあるだけだが、彼と彼女にとっては楽園だった。

3分ゲーの企画について(花嫁の洞窟)

<3分ゲーの企画について>

分かりづらいと思いますが。簡単に説明。
と、いうか男しか出ないよ、しくじった!

タイトル:「花嫁の洞窟(仮題)」

物語:

一年に一度、化け物に花嫁として三人の女性を差し出さなければならない洞窟がある。
冒険者であるマリッジは町長に依頼され、花嫁の代わりとして洞窟に入り、魔物を退治する依頼を受けた。

しかし、それは町長の罠だった。

洞窟に突き落とされ、戻ることができなくなったマリッジは同じような境遇の4人の冒険者と合流する。
5人がかりなら化け物も倒せるかもと思いきや、化け物は神話クラスの強敵ぞろい。戦力が圧倒的に足りていない。

冒険者たちは自分以外の冒険者の評判を落とし、数の暴力で自分以外の冒険者を囮にして洞窟の脱出を目指す。

コンセプト:
3分で終わる短さでは、
・見た目の滑稽さ
・後は何となく面白く感じるようなわかりやすいミニゲーム
が良いと判断。
そこで、「結婚衣装を着せられた男性の冒険者達」という滑稽さでまずインパクトを残す。
あと、性格は全員薄情で、コメディ色を強く入れて暗くしないようにする。

【システム】

「行動選択」
・誰かの評判を落とす(自分以外の四人誰かの評判を下げる)
・反論体制
(誰かに評判を落とされそうになったときにカウンターで相手の評判をさげる。ただし、誰も狙ってきてなかった場合自分の評価が大きく下がる)
・パーフェクト・トーク
 (自分以外のすべての行動をキャンセルし自分への評判を上げる。
  ただし、同タイミングでパーフェクト・トークを使ったキャラがいた場合、両方とも打ち消される)

「ご成婚」
化け物に対して、評判の低いものが押し出され捕まる。後のことはご想像にお任せします。

「ブーケ」
化け物に捕まってしまった冒険者が投げる。
ブーケを受け取ったものは次に結婚する確率が高まる。簡単に言えば呪いである。

【マリッジ】
主人公・傭兵崩れの冒険者・守銭奴・青い髪
名前はマリッジ・ブルーから
「俺がメヒコで傭兵をやっていた時の話なんだが……」
「よっ!めでたいねえ!」
maridge.png

【ヴァン・アレンシュタイン】
闇僧侶・身分違いや異種族間の結婚を祝福しまくってきた・銀髪
「神もきっと貴方たちを祝福していますよ」
「貴方たちに幸おおからん事を……」
van.png

【ステキヨ(捨清)】
東の国から来た。
「いやー、西の国はおおらかでござるなあ」
「お似合いのかっぷるでござるな!」
sutekiyo.png

【未定(金髪)】
騎士見習いの少年。正義感に熱く、基本的に取り繕ったセリフを吐くが、肝心なところで自分の身が可愛い。
「君の犠牲は忘れない!」
「僕は……無力だ」

【未定(赤髪)】
(後に追記予定)

もっとブログは効果的に使われるべきなのだー!

最近ブログをあまり使っていなかったので適当に文章を書くテスト。
このブログは他の方に見せるためのものでもあるが自分の製作メモでもあるので、そこも大切にしていきたい。

<罪負師について>
・ゲーム部分が物足りないが文章や表現としては嫌いじゃないのでv1.00までは持っていきたいもの。
 後、イベント2.5個ぐらい作れば出せる。 
・8人敵を作るつもりが4人まで減少させているので、余裕があれば8人まで増やしたい。
・エンディングが救いのあるエンディングしか作っていないので、
 普通に救いのないエンディングも選択できるようにしたい。

ぐだぐだしてますー
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