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マイナスから進むキャラクター、プラスから進むキャラクター

「なぜ私の考える物語は全体的に暗いのか」。
暗いのは作風で変える必要は無いのかもしれませんが、明るい物語も作れるように思考開始。

で、思い当たったのが主人公の行動動機です。

例えば大金を手に入れるのが目的の冒険者物語があったとして、
A:「借金を返すためになんとかして金を手に入れなければ……」
B:「一攫千金でウハウハを目指す!」
の二種類だとAは暗めでBは明るくなります。

改造人間ものだったとしても
A:「悪の組織に捕まって改造人間にされてしまった……これ以上悲しみを増やしてはならない」
B:「宇宙開発用に自ら志願して改造人間になった、この力を生かして平和を守ろう」
の二種類だとAは暗めでBは明るくなります。

この二つのパターンは、
Aパターンは「マイナスから進むキャラクター」。
 -復讐心、強迫観念、などから目標達成を目指さざるを得ない。受動的。
Bパターンは「プラスから進むキャラクター」。
 -自分の判断から物事に関わる。能動的。
と、言うことができます。

で、私はどうもこのAパターンが好きで無意識にAパターンのキャラを主人公に据えているらしいです。
Aパターンの主人公でうまくゲームが進んでいくとマイナスの部分が解消されるというのが私の物語の基本です。
マイナスの部分の解消とは、「復讐の成就、強迫観念からの解放、その他障害の排除」などです。
私がAパターンの主人公が好きなのは、たぶん主人公が救済される物語が好きだからです。

で、Bパターンの主人公を考えると、Bパターンはもう少し明るい話ができると考えています。
うまく表現しないと考えなしに見えてしまうかもしれませんが、
BパターンのキャラはAパターンのキャラを救い出すポテンシャルを秘めているはずです。
前に言及したFF5のレナもこっちよりですね。

実際には、AパターンとBパターンの複合であったり、
物語の途中でキャラクターの考え方が変化していくことが多いでしょうがね。

こういうのを念頭において、
Bパターン型を主人公に置いた物語も作ってみたいなと思いました。

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